大和自然農園のすぐそばには、信頼性技術士事務所の「里山オフィス」があります。
里山オフィスは、自然の中で仕事をしたり、本を読んだり、考え事をしたり、それぞれの時間を過ごす場所です。
そのすぐそばに畑があることも、この場所の特徴の一つです。
仕事をして、少し畑へ出る。
草を刈ったり、育っている作物を眺めたり、実ったものを収穫したりする。
そして、また仕事に戻る。
仕事、農、暮らしをはっきりと分けるのではなく、それらが自然につながっている時間を大切にしています。
大和自然農園では、季節によってさまざまな農作業があります。
春には草木が芽吹き、果樹の花が咲きます。
夏には草が勢いよく伸び、草刈りや畑の手入れをします。
秋には果実を収穫し、冬には果樹の剪定や翌年に向けた準備をします。
里山オフィスを訪れた方も、希望があれば、その時に行っている農作業に一緒に参加することができます。
特別に用意された「農業体験」ではありません。
その日に草刈りをしていれば草を刈り、果実が実っていれば収穫する。
この場所で普段行われていることに、無理のない範囲で一緒に関わっていただくという考え方です。
季節によっては、農園で採れたものを里山オフィスで味わうこともできます。
現在はまだ若い果樹が多く、収穫できる量は限られていますが、木々が成長するにつれて、桃、スモモ、ブルーベリー、梨、リンゴ、ポポー、柿、キウイなど、さまざまな果実が実る農園を目指しています。
将来は、収穫したものをそのまま食べるだけでなく、保存したり、料理や加工に使ったりすることも考えています。
畑で育っているものを収穫し、その場でいただく。
農園と里山オフィスが隣り合っているからこそできる、自然なつながりです。
里山の風景や畑の様子は、一年を通して同じではありません。
春には芽吹き、夏には草木が茂り、秋には実り、冬には雪に覆われます。
訪れる時期によって、見える景色も、畑でできることも、採れるものも変わります。
決められた過ごし方はありません。
室内で仕事に集中する時間があってもよい。
縁側で休んでもよい。
畑へ出てもよい。
周囲を歩いて季節の変化を感じてもよい。
自然の中で、その日の自分に合った過ごし方ができることを大切にしています。
大和自然農園では、農作物を育てることだけを目的にしているわけではありません。
里山オフィスも、仕事をすることだけを目的にしているわけではありません。
仕事をすること。
土に触れること。
育ったものをいただくこと。
季節の変化を感じること。
それらが無理なく同じ一日の中にある場所を、少しずつ育てていきたいと考えています。