大和自然農園では、合計4,302㎡、5区画の農地を管理しています。
もともと水田だった土地、長く耕作されていなかった土地など、それぞれの状態に合わせて農地を整えながら、果樹を中心に野菜や野草などを育てています。
農地は、田1区画と畑4区画です。
1,719㎡の区画は2025年まで水田として利用されていました。現在は排水環境を整えながら、果樹や野菜を育てられる畑への転換を進めています。
その他の3つの畑は、10年以上耕作されていなかった農地です。草を管理し、土地の状態を確認しながら、再び農地として利用しています。
農地全体を見ながら、果樹、野菜などを配置しています。
果樹については、成木になったときの大きさ、日当たり、収穫や剪定などの作業性を考えながら植付けを進めています。
また、一つの時期に収穫が集中しないよう、種類だけでなく品種ごとの収穫時期も考えて選んでいます。
現在はまだ若木が多く、図には今後植え付ける予定の作物も含まれています。生育状況や土地の状態を見ながら、配置や栽培計画は今後も見直していきます。
現在、次のような果樹を育てています。
桃 8本
柿 8本
イチジク 5本
スモモ 5本
梅 4本
プルーン 3本
ポポー 3本
梨 2本
洋梨 2本
リンゴ 2本
ヘーゼルナッツ 2本
キウイ 2本
山椒 1本
このほか、ブルーベリーをはじめとする小果樹も育てています。
今後も、それぞれの土地への適性や収穫時期を考えながら、果樹の植付けを進める予定です。
果樹だけでなく、季節に合わせて野菜も育てています。
また、フキ、フキノトウ、ワラビ、ヨモギなど、この土地にもともと育っている野草や山菜も、農園からいただく大切な恵みと考えています。
人が植えた作物だけでなく、この土地で自然に育つ植物も生かしながら農地を利用しています。
大和自然農園の畑には、もともと水田だった土地があります。
水田は水を保持するためにつくられているため、果樹や畑作物を育てるには、場所によって排水環境を整える必要があります。
そこで、土地の状態を確認しながら、
明渠による排水
果樹を植える場所への盛土
セスバニアやエンバクなどの緑肥
草生を生かした土壌管理
などを行っています。
硬い土を一度に全面的に改変するのではなく、排水を確保するとともに、植物の根や土の中の生き物の働きも利用しながら、時間をかけて畑としての環境を整えていきます。
農地全体の草を常に短く刈り揃えるのではなく、果樹の周囲や通路など、管理が必要な場所を中心に草刈りを行います。
それ以外の場所では、農地として支障のない範囲で草を残し、土を覆う植物として生かします。
草の根が土に入り、刈った草や枯れた植物が再び土へ還る。
そうした自然の循環も利用しながら、作物が育つ環境を少しずつ整えていきます。
現在は、農地を整えながら果樹の植付けを進めている段階です。
若い果樹が成長するにつれて、収穫できる種類や量も少しずつ増えていきます。
将来は、収穫した果物や野菜を自家消費や知人への提供だけでなく、里山オフィスで味わったり加工したりすることや、地域での販売などにもつなげていきたいと考えています。